倦まず弛まず

目指せプチ科学。馬鹿は馬鹿なりに考え続けるのだ!!
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科学的に証明できていない
記事を読む限りでは、男女で色の好みの『傾向』に違いがあったーー現代の女性は暖色系、男性は寒色系を好むーーということが分かったにすぎないですね。

狩りだとか採集だとか、なんとなく納得できるような気がするお話をくっつけたって証明したことにはならないし、科学者が言ってることだから科学的とか、そういうことではないですよ。馬鹿なりプチ科学の立場から断固として抗議しておきましょう。

今回の研究でリーダーを務めた神経科学者アニヤ・ハールバートは、「私たちは、好みの性差は労働の性別専門化から生じたものと推測します。赤いものを好むのには生物学的な理由があります」と、『カレント・バイオロジー』誌で述べた。

つまり推測しているだけで、証明できたわけではないですね。
こういうお話をくっつければみんなの興味を引くことができるという浅はかな戦略です。
この神経科学者は進化について何も知らないと思われます。
色の好みの性差が進化したことを「証明した」というためには、「赤い色を好む女性は青い色を好む女性よりも、たくさん子供を残すことができる(そして子供のうち女の子は赤い色を好む)」ことを証明しないといけません。
赤い色を好む女性が次世代にわたって増えないといけないわけです。
しかもその理由が何かということになると人間には文化というものがありますから、更に証明は難しくなります。不可能に近い。

色の好みが社会的な役割分担によって進化した可能性が無いとまでは言えなくても、この記事では子供の話はぜんぜんでてこないですから、進化を語る資格はないです。

イヴがエデンの園のりんごを摘んだことに関して、ハールバートは「赤はよく熟れた果物の色ですから」と言った。

男性も熟れたりんごを摘んで食べるとおいしいと思います。
あと、男性は女性の赤い唇に惹かれるとかいうお話はどうなるんでしょう。

元記事:エキサイト|世界びっくりニュース「女性はピンクが好き」は科学的に証明できる!?


(追記)
トマト君が調べてくれたところによると、この記事がなんかおかしいのは元の論文が良くない面と、エキサイトの訳がおかしい面があるようです。英語を読める方は以下をどうぞ。なお、実験対象者は20-26歳のイギリス人171人と中国人37人だそうです。
ロイターの元記事"Women really do prefer pink, researchers say"
タイム誌の記事"Why Girls Like Pink"
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by panaco | 2007-08-22 12:04 | 適応的に生きよう!(恋愛など)
夏のおすすめスリッパ、ぞうり
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のっけからばっちい写真ですみません。

この煮しめたような色合いの物体は、ぱなこが10年来愛用しているスリッパ代わりの室内履き、草履(ぞうり)でございます。の、鼻緒部分でございます。
ぱっと見は草蛙(わらじ)にしか見えませんが、素材は藁(わら)ではなく紙ヒモです。
由来は、生協のカード注文です。
おそらく小学生の夏休みの自由研究向けの商品ではなかったかと思います。
ぱなこは小学生の頃から草蛙を編めるのですが(教われば誰でもできます)、それを知っている母がいらんか、と聞くのでいる、と答えたわけです。
草蛙を編むのってかなり楽しいのです。
どんどん、どんどん、木槌をふるって藁を柔らかくする。
しょりしょり、しょりしょり、藁を寄り合わせて縄をなう。
それだけでもクリエイティブ魂が刺激されて生きてるって実感が起こります。
草蛙(わらじ)の編み方を教わると同時に竹細工も教わりましたが、竹細工は結構技術が必要で草蛙ほど楽しくなかった。
でも都会では藁は手に入りませんから、ご無沙汰しておった所にカード注文のカタログに草履(ぞうり)キットが登場したので欲しくなったのです。

そうして届いたキットには、わらのような色ではあるけれどもわらではない、紙ヒモが入っていました。
ま、扱いはわらより楽だし、手順は普通に草蛙を編むのと何も変わらなかったので普通に制作、はいていく先もないので家の中ではいていたら、自然とスリッパ代わりになってしまいました。

「我ながら家の中でぞうりって普通じゃないよな〜」
とは思っていましたが、ある日家にきた後輩が変な顔して見ているので「やっぱ変かな?」と聞いたら、「はあ…」とかなんとか微妙な顔、微妙な返事で、可笑しけりゃ笑い飛ばしてもらっていいのですが彼女の中では消化しきれない光景だったようです。

でもね、ぞうり、いいんですよ。
ぱなこは冷え性で、夏でもフローリングの床は骨に冷たい感じがして痛いっていうかつらいっていうか、裸足で長時間は居れないのです。
かといってスリッパでは通気性が悪くて汗が逃げないというか、どうしても皮膚の表面にぺとぺとくっつく感じがして不愉快です。
その点ぞうりなら、通気性はスカスカだし素材が紙なので汗を弾くこともなく、足の裏もさらさらで、しかも微妙な凹凸がきもちいい。
鼻緒を親指と人差し指で挟むのも外反母趾ぎみの足に良さそうな気がします。
わらは結構固いので、草蛙(わらじ)だとフローリングを傷つけそうな気もしますが、紙ヒモはそういう心配もありません。

とかなんとか思ってたら。
ある朝見たテレビ番組によると、最近室内履きとしての草履(ぞうり)が脚光を浴びているというではありませんか!!!
もっとも脚光を浴びているぞうりは素材が荷造り用のビニールひもと布で、ぱなこが愛用しているような煮しめたような色合いではなく、もっとカラフルでポップなものです。
「布草履」と称してお洒落っぽく、小学校の上履きとして採用されたり、作り方指南書などは何冊も出版されている模様です。
ふーんふぅーーん。
ぱなこなんか10年も前からはいてるもんね。
おばさま方に作り方を教えているおじさまは、履歴が7年?若造だな。
布でできてるからぞうきん代わりになって洗濯も出来る?ふーん。
ぱなこのなんか洗濯しないから10年も使ってるもんね、そのかわり土踏まずがはっきりわかるくらい足裏の垢が染みてるけど。
お洒落っぽいけどさぁ、ちょっと分厚すぎるんじゃない?ぱなこのは、しっかり踏み固められてせんべいみたいに薄いとこがいいのよ。
細く切った布切れを用意するのちょっと大変そうだし。ぱなこのは、紙ひもを一巻き買ってきたら何足でも作れるよ。
などと、ちょっと嫉妬してみたりしたのでした。

次は布ぞうりにするか紙ぞうりにするか、鼻緒が切れたら考えることにします。
あと5年くらいは使えるかしらん。
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by panaco | 2007-08-21 11:17 | その他


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