倦まず弛まず

目指せプチ科学。馬鹿は馬鹿なりに考え続けるのだ!!
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おなべで苺が踊る頃
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ジャムは自家製のが好きです。
安いのはどうも増量してあるっぽくて魅力ないし、高価なのは味と香りは良いけどびんぼー症のぱなこはなかなか手を出せません。
自家製なら安くおいしく作れます。
イチゴジャムは自家製の方が色もきれいにできます。
母が作ってくれた深紅の高級ルビーのような美しいイチゴジャムは、それはもういつまででも日に透かして見ていたいほどです。

去年、ぱなこは1パック200円ほどの安くてまずいイチゴでまずいイチゴジャムを作ってしまいました。
色が悪くてただ甘いだけ。
…打ちのめされました。甘かった、実に甘かった。
安いだけのイチゴに飛びついたぱなこが悪かったのです。
イチゴの色が濃くておいしくないと、美しくておいしいイチゴジャムは作れないのだと思い知ったのであります。

そして今年。
狙うは5月下旬、露地もののイチゴの値段が下がるのをジリジリと待ちます。
ある日訪れたスーパーNで見つけたのは、かの高級いちご「あまおう」1パック250円。
ぉおお「あまおう」250円!!??
「あまおう」とは思えないくらい普通の大きさですが、すっきり円錐形で色ツヤもよろしい。
まさしく王さま下野でございます。

2パック買ってウキウキで帰宅、洗ってからヘタをとってはちみつをぶっかけ、イチゴから水分が浸出するのを待ちます。
ヘタを取って鍋へ、ヘタを取って口へ、ヘタを取って鍋へ。
小柄なおうさまにはところどころ虫食いの穴が開いていました。
ほうほう、小柄な上に悪い虫が付いてしまっては王として君臨する資格無しとして下野なされたのでありますな。
しかし高貴な血筋は溢れ出る気品となってぱなこの口中を満たします。
むしろ温室育ちでなく外の空気を吸って育ったのですから、味わいも一段と深まったと(勝手に)言えましょう。
生で食べてもとてもおいしかったです。

ちなみに蜂蜜ですが、わけあってうちには純粋蜂蜜がたくさんあります。
巷にはびこるエセ純粋蜂蜜ではなく、田舎で採れた本物純粋蜂蜜です。
マジでうまいですよ。
新しい物だと花とハチの香りが残ってます。
うちの蜂蜜の収穫時期は4月末から5月初めにかけてなので、ちょうどイチゴと同じ頃です。
砂糖よりもずっと高級なハチミツをジャムに使おうってんだから豪気でさぁ。
そんなジャム、買えば1ビン1500円は下らんよ。おほほ。

ジャムを作るために買った白いホーロー鍋で真っ赤なおうさまイチゴがくるくる回りながら上を下へと踊ります。
鬼のようにいいにおいが近所中に漂います。
灰汁取りはとても面倒ですが、美しいジャムを作るために手を抜くわけにはいきません。
そうしてイチゴが踊り疲れて動かなくなった頃、ジャムの出来上がりです。
ふと思いついてブランデーを少々投入。火を止めてひと混ぜ、そして味見。










激ウマです。

こんなにおいしいイチゴジャムがかつてあっただろうか。
ぱっと口に広がるさわやかな酸味とうまみ、複雑で芳醇な花と蜜と果物の香り、そして少し遅れて顔を出す甘み。
透明に輝く深紅のとろとろ。
イチゴとハチミツとブランデーだけでこんなにおいしいものができるとは。
こんなジャム、売れば1ビン2000円は下らないのではないだろうか。いや、3000円はするか。
高まる興奮、自己評価のインフレーション。
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ジャムを保存ビンに移した後、鍋にこびりついたジャムを少量の水に溶かして飲んだらこれまたウマい。

慌てて再度スーパーNへ走りあまおう250円をさらに2パック買ってきて、すぐに追加のジャムを炊いたのでありました。
あ〜〜しあわせ。
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by panaco | 2007-06-06 11:05 | 食べ物


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