倦まず弛まず

目指せプチ科学。馬鹿は馬鹿なりに考え続けるのだ!!
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信じる事と疑う事
本当のことを放送するべきテレビで捏造が起こるのは、ひとえに視聴者が「疑うこと」をさぼっているからですよネ。
そして、ニセ科学番組がた〜くさんあって本当かどうか分からない事をさも科学的根拠があるかのように言って放送しているのは、番組を作る人も見る人も、科学って何なのかを知らないからじゃないでしょうか。
(ニセ科学についてはこちら「ニセ科学」入門


昨日(22日)の「朝ズバッ」をたまたま見ていたぱなこはひっくりかえりそうになりました。
「あるある」の捏造問題についてみのもんたが画面を独占して主張するには、
「この件については長めに喋らせて欲しい。
私もねぇ、スーパーの品切れを引き起こしたことがありますよ。
おもいっきりテレビは×年続きました。
なんで続いたかっていうとねぇ、何百人かいるスタッフが、ほとんど全部の学会(意味不明)へ行ってねぇ、きちーっと聞いてきて、それで本当のことを紹介してるからですよ。
今回のことでは、いろんな人がメイワクしてるんですよ。
納豆作ってる人には冒涜だし、スポンサーも大迷惑ですよ。
そこんとこきちんと考えてやらないと。」
(正しい引用について追記あり)

…びっくりして耳が大きくなっちゃった。
「あるある大辞典」がヤバい番組だってことは、ずっと前から指摘されていたことなのです(「疑似科学批評」参照)
スポンサーはそのことを知っていたはずです。
そして、「おもいッきりテレビ」は科学的な信憑性の点でも社会的な問題の点でも同じ穴のムジナです。
みのもんたは人の事言えた立場ではないのです。


続いてコメンテイター氏が言う事には、
「世の中って言うのは基本的に政治も経済も情報が正しいことを前提に成り立っていますからね」
ん〜〜〜おおざっぱに言えばそうかもしれませんが、政治にも経済にも嘘つきはたーくさんいますよね。
でもウソばっかりだといろいろ困った事が起こるので、社会がウソを予防or罰する(嘘つきが得をしないようにする)必要があるのです。
そしてウソを予防or罰するには、ウソを発見しなければなりません。
嘘を発見するには疑わなければはじまりません。


日本では一般に信じることは尊いこと、疑うことは唾棄すべきこととされています。
でもどちらも人間の生活には必要です。
「信じてたのに!」というセリフは、自分が善良な人間で被害者である事を主張しているのでしょうが、良いセリフではないです。
根拠がないからです。信じる根拠が。(注:before/afterの写真は、同一人物のものだったとしても根拠にはならない)
根拠がないくせに
「納豆を一日2パック食べると痩せるらしいよ〜!」「ええ〜そうなんだ!」
という態度は、
根拠がないくせに
「誰某が井戸に毒入れたらしいよ〜!」「ええ〜そうなんだ!」
という態度に通じかねません。
根拠がないくせに
「佐賀銀行が倒産するらしいよ〜!」
って友達にメールした女性(Wikipedia「取り付け騒ぎ」参照)は書類送検されてましたね。
場合によっては罪になるのです。


人間は、自分で思っている以上に感情的な生き物で、信じたいことを信じる傾向が強いです(騙されたがる人々@木偶の妄言)。
「それは本当のことじゃないんだよ」と指摘したところで
「なんなのこの人 ム カ ツ ク」扱いされるのが関の山でしょう。
「疑われた」「バカにされた」と感じるようです。
血液型性格診断を元に他人の性格を決めつけることを批判すれば、「人が楽しんでいるところに水を差すなんてサイテー」。場合によっては「まったく、これだからB型は。」が付きます。
マイナスイオンには意味と効果がないと言えば「……」聞こえないふり。
マルチ商法やギャンブルにハマった友達に「儲かるわけないじゃん」と言ったところで焼け石に水(子ネズミ勧誘@無職牛乳)。


科学というのは疑問を持つ事から始まります。
多くの場合結果は地味なもので、広く興味を引くようなものにはなりません。
更に、すべての科学はたくさんの人が疑ってかかって、それでもどうやら本当らしいと認められてから権威があるものとなり得ます。

一方テレビ番組というのはなるべくたくさんの人を喜ばせるためのものです。
見る人も本当かどうかよりもおもしろいかどうかを重視しています。
そういう姿勢の視聴者がたくさんいる限り、面白さ(視聴率)を追求して事実を犠牲にする番組は後を絶たないと思います。
そして、作り手と視聴者がなぜ科学に権威があるのかを理解しないと、面白さに信憑性を添えるために科学を騙る番組はなくならないでしょう。
それは良くないと思うのであれば、せめて「へぇへぇへぇ〜」と思った後に「それにしても本当かな?痩せたって言って、お腹をへこませただけなんじゃ?それとも他の食事の量を減らしたとか、一生懸命運動したとかじゃないの?」と疑ってみてください。
みんなが少しずつでも「本当かどうか」考えれば、嘘をつく人と騙される人は減っていくと期待しています。

花王CM撤退「あるある」打ち切りへ
番組ねつ造「レタス快眠」もウソか


(追記2007.2.1)「みのもんた」どう答える 「おもいッきり」の「ウソ」?(J-CASTニュース)より抜粋
「私のやってる健康番組、20年続きました。『おもいッきりテレビ』。なぜ続いたと思いますか?捏造だとか、ウソだとかは通用しないんです」

「(健康情報を提供する)根拠はね、我々『おもいッきりテレビ』のスタッフはですね、200人近くいるんですけど、日本で行われる学会のほとんどに出席して、学会で頂く学会の資料をですよ、全部頂いて、そんなかからネタを選んで、学会の了承を得て、やってたんですから。(捏造やウソなんて)ありえないんです」
「ひとつだけ間違っちゃいけないのは何かっていったらね、誇張してはいけない、データはそのまんま発表しなきゃいけない、研究している専門のドクターに必ず生放送に立ち会ってもらう。それをやっぱ守らないとこう(「あるある」のように)なっちゃうんですよ」
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by panaco | 2007-01-23 16:29 | 適応的に生きよう!(恋愛など)
イラストレーターの「使えないヤツ」グラフツール
時々「イラストレーター」と「グラフ」で検索かけてお越しになる方がいらっしゃるので、グラフツールについてぱなこ的使用感を述べておこうと思います。

一言で言えば、「使えないヤツだな〜」てトコです。

二言目に言うならば、「『絵として』グラフを描きたいなら、使えると思う」です。

つまり、エラーバーなんてつけられないし、描けるグラフの種類が少ないし、他にもいろいろごにょごにょごにょ…で、科学的な根拠としてのグラフは、はっきり言って描けないです。

でも、円グラフなど、キレイに描けるグラフもあります。
ほれ、時々見るのでは、人口を表す棒グラフで人形が5体で一万人、とか言う表現方法があるでしょう?千人なら人形半分、とかいうやつ。
ああいうのは思いのままに作れると思います。
あとデータ構造が至極簡単なら大丈夫と思います。
一応.txt形式なら外部データの読み込みができるし、テーブルエディタもあるんですが、これが使いにくい!!
データを手入力するのが全く負担にならない程度のものならイラストレーターで描いてみてもいいんじゃないでしょうか。

しかし、それはぱなこの守備範囲ではありませんので、そういう図を描きたい方は市販のIllustratorガイドブックなどで探してみてください。

科学的な図を描きたいならば、統計言語Rで描いた図をeps形式か何かで保存して、イラストレーターで加工するのがおススメですよ〜。
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by panaco | 2007-01-21 00:10 | 理系のためのイラストレーター
カビ。(カビ嫌いな人は読まないように)
姉さん、事件ですっ。

正月休みが終わって東京のおうちに帰ってきたぱなこの目に飛び込んできたものは、まず流しの中に落っこちた食器拭き、台拭き、タイマーの面々。
壁に取り付けてあった布巾掛けの粘着テープが寿命を迎えたらしく、布巾掛けごと落ちてしまったらしい。
しょうがないなぁ、テープを新しくせねば。

次になんとなく漂う乳臭さ。
ええ?乳は飲み干して出たはず…と思ったら。
小さい冷蔵庫の上にぱなこのマグカップがありまして。
中には赤や緑のフワフワが。

どうやらレンジでチンしてレンジの隣のミニ冷蔵庫の上に出したっきり、忘れてしまった模様。
その中にカビの胞子が落ちてきて、あ、いいものみっけ、と数を増やしたのでしょう。
実はぱなこはカビが好きなのですよ。
積極的に培養する程好きではないですが、思いがけず大きく育ったカビを見つけると「おお〜(はぁと)」と心を動かされます。
だってフワフワじゃないですか。
真っ白だったり赤、黒、緑だったり。
丸いし。
ケサランパサランてかんじ。
あ、当然「もやしもん」(Wikipedia)好きです。


e0024903_15224848.jpg見れば見る程立派なカビたちです(はぁと)。
これまで30年生きてきて、ミルク好きなあまりに普段は消費期限を迎えることなくすぐに飲み干してしまい、「時間が経って痛んだ牛乳」というものは飲んだことはもちろん見たこともなかったのですが、この度晴れて「痛みきった牛乳」にお目にかかったわけです。

しかし、クンクン。
この乳臭さはなんとも…ええ、どう嗅いでもチーズかヨーグルト。
よく熟成した青カビ入りのカマンベールチーズまたはブリーチーズです。
おいしそう…
斜めに傾けてみますれば、カビどもの下から現れたるはどろりとしたゲル状の乳と濁った水。
こ、この水は正にホエイ(これまたWikipedia)ではないですか!!


e0024903_15265164.jpg



ビロードのようなカビにぴとっと指紋をつけて表面を持ち上げてみれば、やっぱり見事なドロドロぶり。
どうやらカビどもはホットミルクの表面にできた皮を足がかりに繁殖したようです。











一体これは初めて我が家で生産された発酵食品として試食すべきかすべきでないか、かなり悩みましたが、ぱなこはお腹が弱いので残念ながら菌達と一体化することは諦めました。
この想いは正規の発酵食品で晴らすことにします。
そういえばどぶろくも作りたいと思ってるんだった。
こうじカビの匂いが好きなの。えへ。
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by panaco | 2007-01-14 15:38 | 食べ物
2007年あけましておめでとうございます
明けました。年が。本年もよろしくお願い申し上げます。
今年は、ぱなこにとって変化の年になると思われます。
これまで以上に更新が途絶えがちになるかもわかりませんが、RSSなど活用して頂いて、これまで通りのご愛顧をお願い致します。

年末年始は皆様何かイベントがおありでしょうか。

うちは、年末は掃除オンリーです。
窓にワイパーかけたり、普段拭かない所を拭いたり。
紅白は見たり見なかったり、でもカウントダウンは行く年来る年。
神戸にいる時は、行く年来る年をつけたままで部屋の窓を開けて寒い中バルコニーに出て耳を澄まします。
大阪湾に停泊中の船が新年を祝って一斉に汽笛を鳴らすのを聞くためです。
正月休みで工場が停止しているので、空気は冴えていつもより静かです。
たくさんの船のたくさんの汽笛が混じり合って響くのを感慨深く聞き終わると、あ〜さぶさぶ、と部屋に入って窓を閉じ、家族と挨拶を交わすのです。
ほんの数分ですが、冷たい空気にさらされて、何かが切り替わったような気がするぱなこなりの年越しイベントです。
でも震災以降は聞こえる汽笛の数が少なくてイマイチ盛り上がりに欠けます。
昔は盛大に聞こえたのですがねー。
震災以前の汽笛が森なら、今のは庭木です。
震災以前の汽笛がフルコースなら、今のはツマミです。残念ですね。

年始は恒例の親族集合。
おいしいものがたくさん食べられます。うひょーう。
祖母が結婚式を挙げたのが生田神社だったので、お参りする年もありましたが、今年は行かず。
機会があっても今年は例年より混んだだろうから行かなかっただろうなぁ。
ぱなこの姉のルチノーさんが言うように「藤原紀香にお賽銭あげるみたいで嫌」。
どこか正月っぽいところへ行きたいとは思ったのですが、今年は1日に年賀状を書いたのでお出かけどころじゃなかったです(泣)。

次の正月は、年賀状も早くに出して目一杯お正月を楽しめるよう、今年一年がんばりたいと思います。
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by panaco | 2007-01-04 19:18 | その他


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