倦まず弛まず

目指せプチ科学。馬鹿は馬鹿なりに考え続けるのだ!!
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体色と色覚の関連
「爬虫類はずっと色覚を持ち続けているらしいので(ほ乳類は夜行性の期間が長かったせいで一旦失った)、きっと体色もいろいろあったんじゃないの」

って 先週の記事に書きましたけど、これって少し変よね。
色覚があることと体色がカラフルなことは同義ではないはず。
だって、色覚は自分の行動に影響するけど体色は他人の行動に影響を及ぼすもので、自分がいろんな色を見ることができるからって自分の体に色をつけなくても構わないし、逆に自分に色が見えなくても他の生き物に対して効果があるならカラフルな体をしていてもいいんじゃないかな。

体色は大雑把に分けて「隠蔽(保護)色」「警告色」「婚姻色」があります。

このうち隠蔽色は他の生きものに対する効果を狙った色です。
うちのヤモたんがダンダラ模様なのは人や鳥に見つかって食べられないようにしている(隠蔽色)んで、夜行性のヤモたんが「自分は何色か」なんて認識していることはないでしょう。明暗は認識してると思うけど。
イカはめまぐるしく色を変えたりするけれど、色は見えていないらしいですよ(Mathger et al. 2006)。
「色を変えたりする」というのは人間の感覚で、彼らは「明るさを変え」てるだけなんじゃないかな。
それで十分事足りるってことは、視覚と違って、生き物にとって色覚というものは「あったらいいな」の必要性しかないんでしょうか。

警告色も他の生きものに対する効果を狙った色です。
ハチが黄色と黒のシマシマなのは、「触るとイタイぞ!」て他の種(主にヒト?)にアピール(警告)してるわけです。

一方で婚姻色は仲間に対してアピールするための色です。
これは自分もアピールされる側に立つので、色覚を持っていないといけません。
鳥の体色が鮮やかなことが多いのは、彼らが鮮やかな色を認識できるからに他ならないでしょう。

てことで。
冒頭の文は間違いとまでは言えないかもしれないけど、
「爬虫類はずっと色覚を持ち続けているらしいので、婚姻色とか発達してたかもしれないね」
ぐらいの表現にしておいた方がいいような気がします(プチ科学を標榜しているので)。
でも色覚とは関係なく、隠蔽色や警告色としてのカラーリングがあった可能性もあるわけで、パンダカラーや黄色と黒の恐竜も夢ではない、かもしれません。
まぁなんちゅうか。
系統的な制約もあるだろうから、今いる爬虫類を越えるような不思議色はないんじゃないかとも思いますが。
全部ゾウさん色ってこともなかっただろうけど。
考えているとキリがないです。ヒトのカラーリングについてとか。

(追記)花粉媒介者に対する花の色はなんて呼ぶんでしょうね?やっぱ誘引色とか?「誘引色」でググっても10件しかヒットがありませんでしたけど。
昔、友人と「黄色効果」と呼んでましたが、どうも黄色には小バエが寄ってくるようでした。黒は蚊が好みますよね、彼らが見えにくくなるから。

Mathger LM, Barbosa A, Miner S, et al.
Color blindness and contrast perception in cuttlefish (Sepia officinalis) determined by a visual sensorimotor assay
VISION RESEARCH 46 (11): 1746-1753 MAY 2006
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by panaco | 2006-06-23 13:16 | 生き物
ヤモたん(写真)
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これが、うちのミナミヤモリです。
目つきと姿勢が語っておりますが、大きさの割に獰猛です。
今、鼻先からしっぽの先までで6cm程度かと思いますが、
ヤモたん:ハエトリグモ=デイノニクス:人間
てかんじです。意味不明?うるさいなぁ。
ぐっと体を持ち上げてダーと走るし、するするっと(虫かごの)壁を登ったかと思うと天井からボトッと床にジャンプして(落ちて?)、頭をもたげてこちらの様子を窺います。
虫かごの角では壁から壁へジャンプするし、生け贄にされたハエトリグモにとってはどこから襲って来るか、いつのまに忍び寄っているかわからない恐ろしい敵です。

更にはこの模様が、かなりスムーズに明度を変化させて保護色を保ちます。木肌に張り付いているのを見つけるのは、結構難しい。
恐竜がどんな色をしていたのか、証拠はまったくないそうですが、爬虫類はずっと色覚を持ち続けているらしいので(ほ乳類は夜行性の期間が長かったせいで一旦失った)、きっと体色もいろいろあったんじゃないの、というのが現在一般的な説のようです。
だとしたらやはり現在と同じように被食者は捕食者に見つからないように保護色だったり、捕食者はやっぱり被食者に見つからないように隠蔽色(保護色と同じ)だったり、したんでしょうね。
ヤモたんやカメレオンと同じように体色を変化させられる恐竜もいたのではないかと想像するぱなこであります。

ところで、ヤモたんは最近人慣れしてきました。
人が虫かごをガサガサいじる事と、ハエトリグモやらウジやらコオロギが見つかる事に関連を見いだしたらしく、当初は蓋を開けると決して出てこなかったのが最近では一通りかご内を巡回してから隠れるようになりました。
おかげでこれらの写真を撮れるようになったわけです。

「巡回して」と書きましたが、逃げ回る行動と探しまわる行動は簡単に区別できます。
逃げ回ってるときはしきりにこちら(上)を見ます。
餌を探しまわってるときはしきりにキョロキョロします。
彼らは動いているものしか見えないわけですが、鳥が「じっと見る」ときに横を向いて片目で見るのに対してヤモたんは相手を捕まえるために「じっと見る」ので(距離を測りたい)、床の上にあるものを床の上から見るときは、床に鼻面を突き立てるようにあごを引いて両目で見ています。

観察しているといろいろと面白いです。
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by panaco | 2006-06-14 18:44 | 生き物
100万円あったら
100万円の旅行なんて、びんぼー症のぱなこには想像がつきません。
50万円程度なら、なんとか。。
つい、長期滞在ならバックパッカーズとか考えてしまうんですよねー。

合計1000万円の旅が当たるプレゼントキャンペーン開催中!

ちなみに、現金で100万円もらったら、馬を習いに行きたいです。
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by panaco | 2006-06-06 11:54 | その他
ガングリオン解消法
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(バビル2世の曲でどうぞ)
薄い皮膜に隠された 関節包に住んでいる 超良性腫瘍 ガングーリオン
ココロの平和を守るため 三つの僕に命令だ ヤァ
木刀持ったら ひっぱたけ
注射器ぶっさし 吸い出すぞ
それもだめなら 切除かな

ぱなこはガングリオン・オーナーです。(オーナーズクラブ本部)
ところが最近我がガングリオン(愛称ガンジー)は縮小傾向にあります。

事の起こりは数ヶ月前、ある朝出かける支度をしていてふと右手首を見ると、なんだか見慣れない出っぱりがある。
こんなものあったっけ?と思って左手首を見ると、ない。
んんなんじゃこりゃ〜!!!と焦って調べた結果、ガングリオンと判明しました。

10年前に、パソコンでマウス使ってぷよぷよやりすぎて腱鞘炎になったせいで、今頃ガングリオンになったのか?
などと考えていたのですが、ガングリオンと戦う皆様を尻目にぱなこのガングリオンはある日を境に縮んできました。

何をしたかと言いますと。

ぐーで腕立て伏せ。です。

ある時、自分がぐーで腕立て伏せできないことに気付いて(パーなら何回かできます)ショックを受け、同時にぐーで腕立て伏せできるようになったらかっこいいかもなどと思って鍛えてみたらば、次の日。

やけにガンジーが自己主張するのです。
痛いかと問われれば痛いというほどではない、痺れるかと問われれば痺れるというほどではないんですが、とっても不愉快。
ガングリオン・オーナーにしかご理解頂けないかと思いますが、ガンジーが「俺はここにいるぞ〜!!」と激しく主張するんです。
オーナーとしては撫でてみたりさすってみたり、ごりってみたり。
でっかくなったらどうしようとか心配しましたが、心配の甲斐も無く夜には小さくなってました。
今思えば、ガンジーは自らの余命が短いのを悟って別れを告げようとしていたんでしょうかねぇ。まだいるけど。

手首にガングリオンをお持ちの方は、是非一度ぐーで腕立て伏せ、試してみてください。
ただし、無理はしないようにね。5回ほど出来れば十分です。
そして、結果をぱなこに教えてください。
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by panaco | 2006-06-02 15:25 |


by panaco
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