倦まず弛まず

目指せプチ科学。馬鹿は馬鹿なりに考え続けるのだ!!
カテゴリ:理系のためのイラストレーター( 5 )
イラストレーターの「使えないヤツ」グラフツール
時々「イラストレーター」と「グラフ」で検索かけてお越しになる方がいらっしゃるので、グラフツールについてぱなこ的使用感を述べておこうと思います。

一言で言えば、「使えないヤツだな〜」てトコです。

二言目に言うならば、「『絵として』グラフを描きたいなら、使えると思う」です。

つまり、エラーバーなんてつけられないし、描けるグラフの種類が少ないし、他にもいろいろごにょごにょごにょ…で、科学的な根拠としてのグラフは、はっきり言って描けないです。

でも、円グラフなど、キレイに描けるグラフもあります。
ほれ、時々見るのでは、人口を表す棒グラフで人形が5体で一万人、とか言う表現方法があるでしょう?千人なら人形半分、とかいうやつ。
ああいうのは思いのままに作れると思います。
あとデータ構造が至極簡単なら大丈夫と思います。
一応.txt形式なら外部データの読み込みができるし、テーブルエディタもあるんですが、これが使いにくい!!
データを手入力するのが全く負担にならない程度のものならイラストレーターで描いてみてもいいんじゃないでしょうか。

しかし、それはぱなこの守備範囲ではありませんので、そういう図を描きたい方は市販のIllustratorガイドブックなどで探してみてください。

科学的な図を描きたいならば、統計言語Rで描いた図をeps形式か何かで保存して、イラストレーターで加工するのがおススメですよ〜。
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by panaco | 2007-01-21 00:10 | 理系のためのイラストレーター
棒グラフの中に斜線を引く(完結編)
初級、中級と来まして今回がシリーズ(いつのまに)最終回となります。
今回は中級に関する補足です。いいツール見つけたので。

初級編では自分でスウォッチを作成し、それをまるでタイルのように一面に敷きつめる方法を解説しました。これは超カンタンでした。
中級編では敷きつめたタイルの間の隙間をなるべく目立たないようバウンディングボックスなるものの使い方を解説しました。これは根気が必要でした(ぱなこの解説を読むのもそれを実践するのも)。

e0024903_18161173.gif中級編のあいまいさと難しさは斜線を並べるときに最高潮に達すると考えられますが、今回等間隔に分布というツールを発見したので、あいまいさも難しさも
一挙解決と相成りました。

整列ウィンドウ(上図)の右上にある右向き三角をクリックすると、なんかにょきっとメニューが現れます。
その中から「オプションを表示」を選択すると、ちょっと整列ウィンドウが大きくなって等間隔に分布というツールが現れます(右下図)。
これぞ宝箱の鍵。e0024903_18171256.gif

こんなええもん、なんで隠してあるんやろうかという疑問はさておき。

主な流れは中級編のままでよいと思います。
ただし、(1)バウンディングボックスの大きさを決める時と(2)斜線を並べる時に、きちんと数値を使ってください。
すると完璧な斜線を引けるスウォッチができあがります。

(1)バウンディングボックスの大きさを決める
ツールボックスから四角描画ツールを選んで、書類の空白部をクリックすると、小さいダイアログボックスが出てくるので、そこに任意のサイズを記入する(例えば4cm正方形)。

(2)斜線を並べる
とりあえず5本の斜線のうち1本の位置を決める(例えばバウンディングボックスの右下に接するように)。
整列ウィンドウから下揃え(上揃え)ボタンで5本の斜線の高さを揃えておく。(*注 中級編にも書きましたが、下揃えツールは「一番下にあるオブジェクトに下端を揃える」ためのものです。)
で、最後に今回の目玉「等間隔に分布」を使います。5本の斜線を全部選択して、間隔を入力して(例えば2cm)等間隔ボタンを押す前にさっき位置を決めた斜線を一回クリックして「等間隔に分布」ボタンを押します。
この「1回クリック」という作業は何がどうなってるのか理解しづらいのですが、とにかくこれをするとクリックされたオブジェクトは動かさないで基準とすることができます。
なんしかやってみてちょ。

これを最大に拡大してみると、左端の斜線が左上の角にきちっと合っているはずです。
合っていなければ右下の端を合わせ損なっているということなので、5本まとめてちょっとずつずらして合わせてください。

これでスウォッチを作れば、隙間のない、(ほぼ)完璧な美しい斜線が引けます。ばんざーい。
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by panaco | 2006-04-18 18:28 | 理系のためのイラストレーター
折れ線グラフの欠けたところを補う
折れ線グラフを描いたとき、データに欠損値があるせいでグラフを描くソフトがラインを引いてくれないことがあります(右みたいなの)。e0024903_1746845.gif
ほんとはグラフを描くソフト上でなんとかしたいところですが、今回はイラストレーターを用いて簡単に補修しちゃいましょう。
エクセルならば環境設定からグラフ、「補完してプロットする」というのがあるので、それを使ってください。
前の記事でも書きましたが、エクセルグラフはイラストレーターではいじれないと考えておくのが無難です。

e0024903_17464219.gife0024903_1748383.jpgまず、補いたいところに適当に線を引きます。
次に、今引いた線を黒矢印で選択したら、スポイトツールをクリックします。
スポイトツールは右図参照。

で、スポイトツールの先で参照したい線をクリックします。
今の場合は赤い線を引きたいので、左の方の、先にグラフ描きソフトが描いてくれた赤い線をスポイトで吸い上げます。

e0024903_17473719.gifすると、さっき引いた黒い線に赤い線の色や太さなどの属性が移植されて、まるでグラフ描画ソフトが描いてくれたみたいな線が引けます。



e0024903_17483962.gifあとは他の色の線でも同じことを繰り返して、拡大して見ながら線の位置をきちんと調整したらできあがり〜。
どんな捏造でもカンタンキレイ、思いのままです♪
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by panaco | 2005-12-13 18:32 | 理系のためのイラストレーター
棒グラフの中に斜線を引く(中級)
初級」に満足できなかった方は「中級」へ進みましょう。
念押ししておきますが、中級は慣れていないと時間がかかります。完結編も参照してください。

スウォッチにパターンを新しく作って塗りたい面に適用する、という全体的な流れは初級と同じです。初級の方法にはいくつか難点がありまして、中級ではその解決を目指します。その難点とは「パターン同士がつながらない」(下左の図、下右は線と線の間の拡大図)ということとか、「線の間隔が自由に決められない」とか、「メモリを節約する余地がある」とかです。
e0024903_14533252.jpge0024903_137572.jpg
「パターン同士がつながらない」
「線の間隔が自由に決められない」
これは同時に解決します。バウンディングボックスとかいうものを使うのです。直訳すると「境界箱」ですかね。この箱の内側だけをパターンとして登録させてね、ということを指定するための四角です。「最背面にある四角」は、正方形だろうが長方形だろうが、バウンディングボックスとして機能するようにできてるらしいです、イラストレーターっちゅうものは。
1、まず、2cmの正方形を描きます。この正方形がバウンディングボックスになります。
2、次に、3cm45°の斜線を描きます。5本でも7本でも(ただし奇数がいいです)、好きな本数描きます。コピー&ペーストで増やしてもいいし、「option+→」でもいいし、適当にお願いします。
3、描いた正方形と斜線をおおざっぱに配置します。斜線を一本、正方形の左上の角に線の右上が接するように置きます。もう一本の斜線を正方形の右下の角に線の左下が接するように置きます。残りの斜線は先に置いた2本の斜線の間、バウンディングボックス上に置きます。斜線を全部選択して(バウンディングボックスは選択しない)まずは下端をそろえます(上端でもOK)。このとき注意したいのは、「下端揃え」っていうのは「一番下にあるオブジェクトに合わせてほかのオブジェクトを引き下ろす」って意味だってことです。下端が揃ったら、左端を基準に等間隔で整列させます(今回は全部同じ長さで同じ角度の斜線なので、右端や中央を基準にしてもOK)。だいぶいい感じに並んで来たことと思います。
e0024903_1375620.jpg

4、おおざっぱに並べた斜線を厳密に並べます。上図の赤丸で囲んだところをマキシマムに拡大して、斜線とバウンディングボックスの角が正確に接するように斜線を移動します。ただ単に移動するだけじゃなくて、「水平に」移動させてください。さっき揃えた下端がずれてしまわないようにね。このとき、ウィンドウメニューからアートワーク(または⌘+Y)を選択して線だけの表示にすると、作業をやりやすいです。グリッドラインを表示させてやるともっといいかもしれません。ちなみにアートワークから元のプレビューにはもう一度⌘+Yを押すと戻ります。
5、バウンディングボックスの左上と右下の角が、斜線ときっちり接するように置けたら、もういちど等間隔に並べ直します。全部の斜線を選択して、先ほどと同様に左端を基準に等間隔で整列させます。さて、真ん中の斜線はバウンディングボックスの対角線になっていますか?バウンディングボックスは正方形で斜線は45°、斜線の本数は奇数のはずなので、真ん中の線は対角線にぴったり一致するはずです。
6、最後の仕上げです。バウンディングボックスを塗りも線もナシにし、かつオブジェクトメニュー→アレンジ→「最背面へ」移動します。きちんと並んだ斜線たちとバウンディングボックスをまとめて選択して、スウォッチウィンドウへドラッグ&ドロップします。グループ化とか必要ありません。バウンディングボックスさえ最背面にあればその中の線だけがスウォッチに登録できます。できたパターンを任意の図形に適用してみてください。出来映えはどうでしょうか。

メモリのことは私にはよくわかりませんが、イラストレーターのヘルプを見ると2cm程度のバウンディングボックスがいいらしいです。

(この記事は親愛なるトマト君の指導を参考にして書きました)
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by panaco | 2005-07-29 15:00 | 理系のためのイラストレーター
棒グラフの中に斜線を引く(初級)
(私はMac OS10.3上でR2.1.1を使ってグラフを書き、Adobe illustrator10で編集しています。イラストレーターで編集したいなら、Excelを使ってはいけません。Mac上ではエクセルとイラストレーターは非常に仲が悪いので、やりたいことがまったくできません。Windows上ではエクセルとイラストレーターはそこそこ仲が良いようですが、いかんせんExcelがお高くとまっているので時々けんかしてしまいます。イラストレーターにもグラフツールがありますが、描けるグラフの種類が少ないし、データを移さないといけないので使ってみていません。)

積み上げ棒グラフなどを書いた時、斜線やドットで棒の中を埋めたい場合があります。グラフを書いてくれるソフトウェアでは、色分けはやってくれますけど斜線を引いてくれるようにはなってないもんです。
この作業は、スウォッチを使います。数多く出ているイラストレーターのウィンドウを見渡して「スウォッチ」ウィンドウが出ていない場合はメニューバーからウィンドウ→スウォッチと選択してウィンドウを出しておいてください。ちなみにスウォッチウィンドウはナビゲーターと一緒のウィンドウです。

「見栄えもパフォーマンスも気にしない、とにかくぱぱっと斜線を引きたいんだぁ〜!!」

ハイ、心の中でそう叫んでいるアナタ。作業はめちゃめちゃ簡単です。1分ありゃーできます。

1、まずはパターンを作ります。ツールの中から直線ツールを選択しましょう。

2、任意の角度、任意の長さの線を1本引きましょう。棒グラフの幅を少し超えるくらいの長さで30°が美しいように思います。あ、長すぎてはだめですよ。長すぎると大きすぎることになって、斜線の間隔が広くなってしまいますから。

3、引いた線をスウォッチウィンドウにドラッグ&ドロップします。これでパターンができたはずです。今引いた線のちっこい絵がスウォッチウィンドウにできていたらうまくいっています。

4、いざ、グラフに斜線を入れましょう。(i)斜線を引きたい四角を部分選択ツール(白矢印)で選択し(ii)スウォッチウィンドウに新しく作った線のパターンをぷちっとクリックします。このとき、ツールウィンドウの中の「線」じゃなくて「塗り」を選択しておかないと四角の枠線が点々になってしまいます。どう、できたかな?


「こんなんじゃやだ!!見栄えもパフォーマンスも気になるんだ〜!!!」

と思ったアナタ。わがまま言ってはいけません。見栄えやパフォーマンスなんか気にしている暇があるんですか?どんなにスムーズにやったって、30分はかかりますよ?慣れてなければ1時間は余裕でいきますよ?そんなしょうもないことにこだわってるからいつも間際王になるんです。
…時間はたっぷりある?しょうがないなぁ、じゃあまた今度書きましょう。

(この記事は親愛なるトマト君の指導を参考にして書きました)

(追記)中級編完結編を追加しました。
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by panaco | 2005-07-18 15:28 | 理系のためのイラストレーター


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