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倦まず弛まず

目指せプチ科学。馬鹿は馬鹿なりに考え続けるのだ!!
遠視 エピソード編
ん〜、最近とみに老眼がひどくなったような気がします…
30やそこらで老眼とは笑止、と、言いたいですわよわたくしも。

子供の頃は視力に何の問題もありませんでした。
視力検査では小、中、高校を通じてだいたい1.5か2.0、人並み以上の数値をだせることにほのかな誇りを抱いておりました。
ところがどっこい、ぱなこが二十歳を過ぎたある日の事、目医者へ行った母が言う事には
「おかあさん遠視なんだって。遺伝するらしいからぱなこも一度診てもらっておきなさい。」

!?…遠視ってなんじゃらほい。
マサイ族みたいなのですか。あるいはエスキモーとかモンゴルの放牧民?
昔、知り合いが遠視だって言って眼鏡かけてたなぁ。眼鏡が必要なものなのか!?

母がめんどくさがり屋のぱなこをどうやって説得したのか忘れてしまいましたが、多分ぱなこの目が疲れやすいのは遠視のせいなんじゃないの、眼鏡かけると楽になるらしいよ、とかそんな事だったように思います。
ほうほう、目なんて誰でも疲れるもんだと思っていたけれど、実はそうでもなかったりするわけですか。
なんかこう、突然に自分が労られるべき“病気持ちの人間”になったような気がして若干気分が良かったり。

そうして自分はまず間違いなく遠視であるという確信をもって目医者へ行き、色々検査をされた後、やはり遠視であるという診断を頂きました。
どうでもいいけどパシュッて空気を目に当てる検査は、「ちょっとびっくりしますよ〜」って言われて本当にびっくりしてしまうので、癪に障りますね。
ぱなこの目は遠視と乱視がはいっているそうな。
早速メガネの度を決めるべくレンズの入れ替えができる重たいメガネをかけさせられて、
「このレンズと…このレンズ、どちらがよく見えますか?」と聞かれますが、ぱなこの感想は
「…どちらもなんにも見えません」
慣れないと遠視用眼鏡を通してモノを見るのは難しいのです。
この時はなんとかマシな方のレンズを選択して度を決めてもらいました。

近視の友人が、
「初めてめがねをかけたとき、世の中ってこんなにクリアだったのかとすっごく感動したよ。だって電車の中吊り広告とか、こんなもの見えないのにどうして掲示するのかなぁって不思議に思うくらい見えてなかったからね。」
と、オドロキの体験談を話してくれた事がありました。中吊り広告が見えていなかったなんて信じられん…
しかし、遠視メガネはそんなに分かりやすいものじゃないのです。
いちんちふつか使ったぐらいでは、ありがたみを実感できません。
そもそもぱなこが視力検査の成績がいつも1.5以上だったことから分かるように、若いうちは別に問題なくよく見えるのです。

ただ、すごく目が疲れやすい。
眼精疲労ってやつです(目の疲れ・眼精疲労研究所)
特にツライのは、近くと遠くを交互に見る事です。
街を歩くと、足下を見たり、遠くの看板を見たり。手元の商品を見たり、遠くの案内板を見たり。
車を運転すると、前の車を見たり、道路脇をふらふら走ってる自転車を見たり、信号を見たり。
ツライのよ〜。目が開けられなくなっちゃいます。
でも見ないわけにはいかないので、片目ずつ開けてみたり、薄目で見てみたり、ぎゅ〜って閉じてからあけてみたり。家族に不審がられます。
ひどいときには前頭部がぎゅ=っと痛くなったりもします。
遠視のメガネの役割は、主にこの疲れをいくらか緩和する事にあります。


また、遠視の主要な症状としては疲れやすいとか頭痛の他に、「集中力がない」というのがあります。
「見る」のがつらいから、集中力が続かないのです。
OH!!!!!! ぱなこに集中力が欠けているのは遠視のせいだったのか!!!
二十歳にして驚愕の新事実発覚でありました。
幼い頃に気づいてメガネをかけていればなあ…もっと勉強して今頃は大物になっていたはずなのになあ…

「遠視ーー理論編」(投稿予定)に続く
by panaco | 2006-11-17 18:23 |
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